書籍の自炊について調べてみた

April 18, 2011

休みの日になにしてんだっていう。

研究室にScanSnap S1500が来たので自炊に興味がでだした、ので調べてみた。

自炊、ようは本を電子書籍化することをいうわけだが、やり方は本をスキャンするだけである。一般的に使われる台に置くタイプのスキャナだと馬鹿みたいに時間がかかるのでドキュメントスキャナというタイプの物を使用する。スキャナを一度通すだけで両面スキャンが行われ、その後ソフトによってOCRを通す。OCRとは文字読取装置のことだ。これによってスキャンしたファイルの文字データを得ることができ、検索に使えるというわけだ。文字情報を持つ場合は一般的にPDF形式にするが、OCRは完璧ではないし、文字が重要でないなら画像形式で吐き出すこともできる。

ガジェット好きの人間からすれば、どうして電子書籍化が進まないんだーとか、もっとファイル形式考えてとか、なんで本を持ってるのに電子情報も買わなきゃいけないんだよ状態な今です。自炊に行くのももっともだと思います。

そんな感じで毎週増えるジャンプをデータ化できたら割とハッピーな私ですが、ドキュメントスキャナ以上に裁断方法がやっかいです。っていうか裁断機たっかいです。自炊でよく言及される裁断機はPK-513Lというものですが、Amazon.co.jpでも3万します。スキャナと同格の価格帯…っ!中国製のもので1万強もありますが、あまり買いたくはないなぁ…。DC-210Nというディスクカッター形式のものも1万強ですが、厚い本だと裁断に手間がかかります。ここらへんはお金と時間の天秤ですが。

スキャナは富士通かキャノンかという感じでA3いるならコクヨっぽいです。調べた感じではDR-2010Cかなという感じです。なんでかというとデータの扱いでScanSnapは縛りが強そうなのと、ScanSnap S1300だとスキャン時間が割と落ちる感じなのと、トレーの積載量からです。S1500は単純に高い。キャノンのシリーズは在庫僅少表示になってるのでそろそろ新モデルが出るのかもしれません。急ぐ必要もないのでもう少し様子見しますが、調べたので簡単に書いてみました。

自炊を企業に委託すると違法で機材の貸し出しはセーフってのも変な話ですよね。自炊の委託は割と良心的な値段だったと記憶してたんですが…。